加工工場
加工工場は、中国福建省の福清市中心部より南に位置。所在地の環境は、海、山が近く、
森林にも恵まれた場所にあります。街の産業は水産物の養殖業が盛んな地域でもあり、
近年都市開発が加速している中国の中で、豊かな自然を残す唯一の地域でもあります。
工場設立以前に、鰻の養殖業を営んでいた最高責任者である楊 宗銘が、活鰻出荷だけではなく、
鰻蒲焼を家庭でも手軽に味わえるようにとの想いで、1994年に”福建福銘食品有限公司”を設立し、
鰻加工事業をスタートさせました。
工場の加工ラインは、全長約100メートルありますので、じっくりと製品を焼き上げることができます。
焼き上げ後急速冷凍にて、凍結しパッキングされ出荷されます。
鰻加工事業の蒲焼は国内外へと販路を構築し、各国のお客様にご愛顧いただいております。
現在は、鰻加工事業のほか、工場敷地内に加工ラインを増設し中国国内、アジア圏をターゲットとした
食品作りの新規事業も立上げ、食のグローバル化に対応した加工工場を目指しております。
加工工場概要
会社名 | 福建福銘食品有限公司 |
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工場設立 | 1994年1月 |
取得ライセンス | ISO9001・HACCP |
従業員数 | 約120名 |
取扱商品 | 鰻加工品、食品全般 |
養殖環境
鰻の養殖は、路地池(泥池)養殖、コンクリート池養殖、タンク養殖などがありますが、一般的に路地池とコンクリート池で養殖されております。当社は、気候が温暖でうなぎの養殖に適した環境の福建省から出荷されるうなぎを買付け、加工しております。鰻は泥池で育つというイメージがありますが、福建省地区で養殖される鰻の多くは、コンクリート池で養殖されています。
養殖環境がコンクリートの池で育てている為、淡水魚独特の匂い(泥臭さ)が比較的少ない鰻を養殖することができます。また路地池養殖の鰻は、より自然に近い環境で養殖されますので、ストレスなく鰻を育てることができると周知されています。どちらの養殖環境も、養殖に適した温暖な気候と、養殖者の長年の研究で環境作りされております。
加工場は中国政府に登録し、対日輸出許可を得ている養殖場から原料を買い付けております。工場の原料仕入れ担当者は、定期的に養殖場を訪問し、成育具合や、養殖環境を確認し共に品質の向上に努めております。養殖場から加工向けに原料出荷される前の段階でも、検査が行われ安全性を確保しています。
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路地池
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コンクリート池
輸入過程
自社検査室
各検査段階で、基準を満たしたものが日本に出荷され、日本で通関許可を得た商品のみ国内に流通されております。
原料段階から加工製品の段階まで検査を徹底しておりますので、安心してお召し上がり頂けます。